水彩サロン2023年春学期第2回が6月18日(日)14時~16時、森下文化センターの3階研修室で開催されました。参加者は約30名でした。5月の第1回に引き続き元NHK俳句番組担当プロデューサー蜂谷一人(はちやはつと)氏により、「奥の細道の真実」後編として、月山、酒田、象潟、出雲崎そして大垣にいたるコースをたどり、有名な句についての説明をしていただきました。

月、太陽、星をテーマにした句による無常観、さらに漢詩の蘇東坡の「西湖」や杜甫の「春望」との結びつき、最後にたどり着く「軽み」の世界までをわかりやすく説明してくださいました。さいごに、「紫陽花や」から始まる句を皆で作り発表し、「松尾バナナ」くらいまでには近づけたような気分で今回のサロンを終了しました。