2024年10月20日(日)14時から秋学期第2回「女の旅」が森下文化センターにて開催されました。

今回は民俗学者神崎宣武氏により、小田宅(いえ)子の著した「東路日記」という道中記を基に、天保当時の女性4人のお伊勢参りの女性の旅がどのようなものだったか読み解いて頂きました。

当時の移動は、書類さえ整っていれば、現代同様比較的自由だった様子で、途中立ち寄った善光寺から予定していなかった日光に旅程変更し江戸にも立ち寄って芝居見物、買い物を楽しんだという事で、精力的に見て周った当時の女性のパワフルな好奇心を感じさせる記録で、当時の空気を感じさせるものでした。参加者は31名でした。